シャープは10月1日、東京・芝浦に法人向けの「シャープBtoBショールーム」をオープンした。このほど、同ショールームの内容を見学する機会を得た。報道関係者にショールームの様子を公開するのは、これが初めてだ。
シャープBtoBショールームは、8月に東京の営業拠点などを市ヶ谷から芝浦に集約移転したのにあわせて、同新拠点の中に新設したもの。市ヶ谷でも、1階と2階の一部フロアを利用して、BtoBショールームを開設していたが「ショールームスペースが423坪となり、従来に比べて1.4倍のスペースをひとつのフロアに集約。とくにソーラーを中心したエネルギー、環境ソリューションの展示を拡大した」(シャープ東京支社総務部ショールーム副参事の水越悦子氏)という。
「液晶ディスプレイもサイネージとしての提案を中心に100台以上を展示している。年間5000社の来場を見込んでおり、これは市ヶ谷のショールームに比べて約2倍の来場数となる。従来は、スペースの関係から、1日1社に限定することが多かったが、広いスペースを活用して複数社の来場を見込むほか、セミナーなども随時開催し、より積極的な活用を行っていく」(水越氏)