伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月16日、日立製作所の運用自動化ソフトウェア「JP1/Automatic Operation」を利用した運用自動化サービス「AOplus」の提供を開始した。価格は60万円から。JP1/Automatic Operationは同日から販売を開始している。
JP1/Automatic Operationは従来、運用手順書に従って運用担当者が行ってきた標準的な手順を自動化するソフトウェア。運用手順のテンプレートをコンテンツセットとして提供し、一から運用手順を設定することなく、作成したコンテンツを組み合わせて運用を自動化する。
CTCが提供するAOplusは、運用経験が豊富なコンサルタントが運用自動化アセスメントを行い、システム構築までをカバーする。運用自動化アセスメントでは、要件定義を行う。自動化適用領域とJP1/Automatic Operation環境情報を整理し、運用自動化領域を特定する。システム構築は、要件定義で整理した情報をもとにインストールと基本セットアップを行い、JP1/Automatic Operationの設定情報の確認と自動コンテンツのテスト実行で正常かどうかを確認する。
カスタマイズオプションとして、ユーザー企業が持つ独自システムへの対応フローの開発と作成、AOplus導入後の運用業務のアウトソーシングなども提供される。サービスの販売とプリセールスはCTCが展開、アセスメントとシステム構築は、CTCシステムサービスが展開する。