NECフィールディングは、クライアントOS「Windows XP」からの移行を支援するサービス「Windows XP今すぐ乗換えメニュー」を9月2日から提供する。1台あたりの標準の税別料金は1万8000円から。
今回のサービスは、Windows XPのサポート終了を受けたものであり、2014年3月末までの期間限定となっている。WindowsXPを利用しているユーザー企業が後継の「Windows 7」「Windows 8」を搭載した新しいクライアント環境に移行するための作業をNECフィールディングが担う。
サービスはBasic、Standard、Advanceの3つで構成されている。ユーザー企業でのオンサイトが前提となっている。
Basicは、開梱やケーブル接続、動作確認といった設置作業に旧クライアントマシンを撤去し、データを消去する。Standardは、Basicに加え、個々のクライアントマシンを初期設定する。コンピュータ名やネットワークとプリンタといった固有情報も設定する。
Advanceは、Standardに加えて、利用しているWindows XPマシンからデータを移行する。お気に入りやデスクトップ、マイドキュメントなどのデータをバックアップし、新しいマシンに移行する。
今回のサービスでは、インストール用マスター媒体を利用して作業する“キッティング”とPCに標準でインストールされているOSを利用して作業する“プリインストール”で料金が異なる。51~100台で、ノートPC1台あたりの標準作業料金で比較すると、Standardのキッティングが2万4000円、Standardのプリインストールが2万7000円となっている。