IaaS/PaaS「Windows Azure」で分散並列処理サービス「Windows Azure HDInsight」の正式運用が開始した。クラウド上ですばやく安価にHadoopクラスタを構築できるようになる。日本マイクロソフトが10月29日に発表した。
HDInsightは、Windows Azure上でオープンソースの分散並列処理プログラミングフレームワーク「Apache Hadoop」を利用できるサービス。Hadoopと100%の互換性があり、構造化されているかどうかにかかわらず、任意の種類やサイズのデータをクラウドベースの基盤で管理できるという。
自前でIaaS上にHadoopクラスタを実装するには数日から数週間を要していたが、Windows AzureへのHadoopクラスタ実装により、所要時間を数分に短縮できると日本マイクロソフトはアピールしている。
HDInsightはヘッドノードと1つ以上の計算ノードで構成され、プレビュー期間中はヘッドノードが1時間26.58円、計算ノードが1時間13.29円で利用できる。
価格(1時間あたりに利用するヘッドノードとノードの課金、従量課金の場合)
Keep up with ZDNet Japan
ZDNet JapanはFacebook、Twitter、RSS、メールマガジンでも情報を配信しています。