仕事環境
以下の質問は、長時間にわたる孤独な作業から、数千人が参加する地域のカンファレンスでの人脈作りに至るまで、さまざまなことに関連している。これに答えれば、自営業を始めても適切なワークライフバランスを保てるかを判断できるだろう。
- 1人で作業をするのが好きか、チームの一員として働くのが好きか?
- 自由にアドバイスを求めることができる、仲間のネットワークを持っているか?
- 週末も含めて、仕事の波が大きく振れても構わないか、それとも毎週コンスタントに40時間働く方が好きか?
- 人脈を拡大し、新たなビジネスチャンスを開拓するために、人的ネットワーク作りイベントに参加することが心から好きか?
- 毎日よろこんで自宅で作業することができるか、それとも別の仕事場が必要か。
ビジネスの立ち上げ
最後に、「ビジネスの問題」について考えよう。以下の質問やリンクを参考にすれば、事業を立ち上げて動かし始めるまでにかかる時間を節約するのに役立つはずだ。
- 事業計画はあるか?
- 最初の顧客は確保しているか?
- コンピュータ、ソフトウェア、ウェブサイトを含む、事業の立ち上げに必要不可欠なツールは用意しているか?
- 法人格を取るかどうかを既に決めているか?
- 顧客へのサービス提供に注力するために、どの部分の管理業務(例えば税務など)を第三者に任せるかを決めているか?
- 新規顧客となる可能性のある企業が自社の方針やビジネスモデルに合わない場合に、ノーを言う準備はできているか?
- 以前の仲間が仕事を紹介してくれるだけの、十分な経験と成功事例を積み重ねているか?
- 自営の仕事は、長期的なキャリアとしてやっていくのか、それとも次のフルタイムの仕事を得るまでのつなぎか?
もう読者の心は決まっているかもしれないが、独り立ちするのは、スリリングで、恐ろしく、そして得るものが多い体験だ。この記事で紹介した質問は、読者の事業計画が非常に堅固なものであることを確かめるのに役立っただろうか。それとも、退職願を出す前に確かめておくべき不確定要素が残っているのが見つかっただろうか。
次のキャリアとして独立を選ぶかどうかは自分にしか決められないが、飛び出す前に十分に準備をした方が成功の可能性は高くなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。