大元隆志のワークシフト論

アラフォー社員が考えるべき4つの働き方(前編)

大元隆志(ITビジネスアナリスト) 2013年11月27日 07時30分

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 今回はこれから多くの企業が直面するであろう「アラフォー社員の諦め症候群」について考えてみたい。

 筆者は1974年生まれであり、来年40歳を迎える。私の世代は「団塊ジュニア世代」と呼ばれ、別名第2次ベビーブーム世代とも呼ばれていることから、現在の日本の就業人口の多くを占めている世代だ。

 1974年生まれはこの団塊ジュニアで最も若かったので、来年全員が40歳に到達するというわけだ。そして、この次の世代ポスト団塊ジュニアも続々と「アラフォー」への仲間入りをはたしていく。


日本の就業人口ピラミッド(出典:総務省統計局)

 2013年1月時点の日本の就業人口ピラミッドを見るとこの2つの世代「アラフォー」が多く占めているのがわかる。言わば日本の労働力を担っているといっても過言ではない。

 

 知識と経験を備え人口も多い、この層の活用力が企業成長の成否を左右することは容易に想像できる。しかし、何も対策を講じなければ今後、多くの企業で「無気力アラフォー社員」を大量に抱えることになると筆者は推測する。

企業の若返り--突然同期が社長に

 2012年に好業績を続けていたにもかかわらずヤフージャパンの井上雅博氏(55)は宮坂学氏(44)へバトンを渡した。宮坂氏は44歳。もし、自分の働く会社でアラフォー世代が社長になることがあればどうなるだろうか。

 想像してみてほしい。同期が「社長に抜擢」される姿を。当然社長が若返ったのだから、社長の部下も若返りが計画されることは十分考えられる。

 その時社長より年齢が高い者を重く用いるか、それとも伸び代のある若い世代にチャンスを与えるか。もちろん能力次第ではあると思うが、より若い世代にチャンスを与える若社長が多いのではないだろうか。

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