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2014年は「スモールデータ」元年に--10の理由を解説 - (page 3)

Paul Greenberg (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2013-12-13 07:30

#5:データ駆動型マーケティングが次の波となる

 DCGにおける筆者の研究でも注記しているように、ビッグ(そしてスモール)データ駆動型マーケティングは、企業が顧客とやり取りする方法を改革し、顧客が有用なデータにアクセスしたり、それを消費する(そして自分のものにする)方法を変革し、最終的に売り手と買い手の関係を再定義する可能性を秘めている。こういった点からわれわれは、マーケティング担当者のもとに、データ駆動型アプリやツールの次の波、およびAdobe(Marketing Cloud)やHubSpot、Oracle(Eloqua)のようなオールインワン型プラットフォームのプロバイダーのほか、AnametrixAttivioLocalyticsTrueLensといった最近台頭してきているデータ分析の専門企業が割拠する戦いにおいて先陣を切るという前例のない機会がやってきていると信じている。

#6:コンシューマーの事例は豊富にある

 Amazonのおすすめから、Nikeの「Nike+ FuelBand」やKAYAKの価格駆動型「When to Book」ツール(これは季節的傾向を持ったデータとちょっとした賢いルールを使用して、旅行を今すぐ予約するか、価格が低下するまで待つかを決定できるようにする顧客支援サービスだ)に至るまで、コンシューマーはスムーズな買い物や、フィットネス習慣の管理、航空券のお得な購入といった面でのスモールデータの可能性を見出している。よりスマートなデータ駆動型ウェアラブルデバイスが登場しつつあり、「Google Glass」の一般販売に向けて準備が整えられている状況で、コンシューマーの日々のニーズに「フィット」するようにまとめられたデータと、データを調達するデバイスに対する市場の要求はさらに大きくなっていくはずだ。

#7:プラットフォームのベンダーが着目し始めている

 ビッグデータを運用して「洞察をアクションに変える」といううたい文句は、ここ数回のSAPのイベント(筆者も出席している)における主なテーマとなっており、「SAP HANA」をSAPの顧客やパートナー向けの「スモールデータ」層として捉えることも可能である。筆者は、Oracleにいる知り合い数人から、スモールデータとアクション可能なビジネスインテリジェンスの持つ力について同様の意見を聞き及んでいる。同社はCollective IntellectやEndeca、Vitrueに対する投資の活用を検討している。ストレージとビッグデータを手がける大手企業のEMCでさえ、ボストンで最近開催されたDigital Pulseイベントにおける筆者のスモールデータ討論会に参加していたのである。

#8:ツールベンダーも参入し始めている

 企業分野には、われわれのスモールデータというテーマと戦略(シンプルに、スマートに、タイムリーに、ソーシャルに)に歩調を合わせ始めたベンダーも数多くいる。こういったベンダーにはActuate(特に同社の新たなスタンスに着目してほしい)や、GoodDataQlikTechTableau Software、Visibleが含まれている。また最近では、TIBCO Softwareの最高技術責任者(CTO)Matt Quinn氏がAllThingsDでスモールデータに関する記事を執筆しており、EasilyDoYelpTagged、Microsoftの幹部らが、より優れたお勧め機能や個人向け生産性アプリにおけるスモールデータの力について語る討論会も開催されている。

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