NEC、ロシア最大の携帯通信事業社から超小型マイクロ波通信システムを受注

NO BUDGET 2013年12月25日 19時10分

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 NECは12月25日、ロシア最大の携帯電話事業者であるMobile TeleSystems OJSC(MTS)と、超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK EX」に関する包括契約を締結したと発表した。

 iPASOLINKシリーズは、点在する多くのモバイル基地局を収容し、モバイル端末からのデータトラフィックをモバイルコアネットワークへ転送するアクセスネットワークであるモバイルバックホールを無線ネットワークで構築するための無線アクセス装置だ。

 iPASOLINK EXは電波の直進性が強く、大気により電波が減衰する影響を受けにくいE-Band帯域(70~80GHz)を用い、256QAMの高変調方式により1.6Gbpsの大容量伝送も可能。近距離かつ大容量伝送ネットワークに適しているとしている。また一体型のプラットフォームで小型軽量、省スペースを実現しており、屋外設置が可能であるため、マイナス30度以下の厳しい環境下においても信頼性を保ち、大容量通信を実現するとしている。

 MTSは、加入者約7100万人を擁するロシア最大の携帯電話事業者。同社は現在3GやLTEサービスの普及に伴うデータトラフィックの急増に対応するため、通信容量の拡大やエリア拡充に取り組んでおり、その一環として既存のTDM方式(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)のネットワークから、より効率の良いフルパケット方式のネットワークへの移行を進めている。

 NECは、これまで12年以上にわたり、MTSのネットワーク構築に貢献してきた。今後も、iPASOLINK EXの提供をはじめ、同社のネットワークの拡大と強化を支援していくという。

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