「Chrome OS」で従来の「Windows」アプリが動作可能に--グーグルとVMwareが提携

Seth Rosenblatt (CNET News) 翻訳校正: 編集部 2014年02月13日 12時12分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「Chromebook」の販売が好調なGoogleはVMwareと提携し、従来の「Windows」アプリを「Chrome OS」上で動作可能にするという。両社が米国時間2月12日に発表した。

 今回の提携により、Chrome OSを搭載した同社の低価格ノートPCやデスクトップボックス型の「Chromebox」上で、Windows上でしか動作しない、会計アプリケーションといった企業向けアプリが動作するようになる。製品群の大半が300ドル以下の価格となっているChromebookノートPCは販売を大きく伸ばしており、2013年の販売台数実績では米国のノートPC市場の21%を、PCおよびタブレット市場全体の8%を占めるまでになっている。

 Chrome OSはこれまで、ウェブサイト上のアプリと、HTML5ベースの「Chrome Web Apps」しか動作させることができなかった。このため多くの企業は採用に難色を示していた。つまり、Chromebookの安価な価格や、一元管理が可能なコンソール、セキュリティリスクの低さといった点に引かれながらも、核となる業務アプリが使用できなくなるという点で二の足を踏んでいたのである。

 Chromebookの上述した利点に加えて、「Windows 8」の立ち上がりの鈍さや、10年以上も使われ続けている「Windows XP」のサポート終了が目前に迫っている点から、Googleは職場のコンピュータに対する新たなアプローチを模索している企業を魅了できるチャンスだと考えている。

 企業はChrome OS上で稼働する、VMwareの「Horizon DaaS」 へのアクセスを購入することができる。当初はオンサイトサービスとしてのみ利用可能だが、「Chrome Web Store」アプリも開発中だという。


会社がVMWareのサポートを購入すれば、HPの新たな「Chromebook 14」などChrome OS搭載の低価格ノートPCで企業向けのWindowsソフトウェアが使えるようになる。
提供:HP

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算