#7:コミュニケーションを充実させる
コミュニケーションはよりよいビジネスの柱の1つであり、優れたリーダーシップの礎石でもある。コミュニケーションの際には、状況報告とプロジェクトの期待について明確にするようにしてほしい。部下と意識して接するようにし、彼らの主張や経験について純粋に関心を抱いてほしい。「Crucial Conversations」という書籍では、まずいコミュニケーションから生まれる争いは、簡単にあらゆる関係を破壊するきっかけになり得ると述べられている。しかし、破壊的な力は意図的なコミュニケーションによって容易に是正できるのである。
#8:あなた自身のことだけではない点を理解する
真のリーダーは自らの成功が、自らが奉仕する相手に依存していることを理解している。部下については、あなたが時間を割いて部下のことを知ること、またそうすることによって、彼らが成功するためにあなたから何を必要としているかを知ることが必要不可欠だ。またプロジェクトに関しては、その目標を確実に達成するには、委譲と直接的な関与の双方を行いながら、それぞれのタスクに十分な時間を割く必要がある。そしてあなたの顧客に関しては、奉仕精神に基づいて行動するようにして、彼らの期待を上回るようにするという話になる。つまりこれは、あなたの成功についてではなく、あなたが奉仕するすべての人とすべてのものごとに関する話なのだ。
#9:チームを外に連れ出す
チーム内の絆を深めたい?では、仕事を離れた社外活動に彼らを誘ってほしい。近代的な職場においては、昔ほど個人のプライベートな側面を隠さなくなってきているものの、仕事中に「ありのままの自分」を出すことに対する不安はまだ当たり前のように存在している。仕事を離れると、人々は素の自分でいられる。ただこういった社外活動において、自らの立場を曖昧なものにする危険は冒さないようにする必要がある。忘れてならないのは、あなたは職場にいるかどうかに関係なくいつでも人の目にさらされているため、自らが常にリーダーであり、自ら定めた規範に違わないようにする必要があるという点だ。