Microsoftは、ホームオートメーションを対象とする、同社による最新の新興企業支援プログラムを立ち上げた。
Microsoftは、相互災害保険会社最大手の1つであるAmerican Family Insuranceとの提携で、ホームオートメーション市場の新興企業に投資する予定だ。Microsoftが米国時間6月17日に設立を発表した、この最新の新興企業プログラムは、ワシントン州レドモンドにあるMicrosoft本社を拠点とする予定である。
Microsoftのプレスリリースによれば、American Family Insuranceは参加企業に、「歴史の浅い企業が自力では得ることのできない、住宅所有者についての豊富な知識」を提供するという。American Family Insuranceはまた、この支援プログラムに参加する新興企業に向けて、任意で株式投資を行う予定であり、その額は、プログラムへの参加を認められた各新興企業につき最低2万5000ドルとなる。このホームオートメーション向け支援プログラムは、2014年9月から12月の期間に実施される。
Microsoftはホームオートメーションの分野で、「HomeOS」というOS開発プロジェクトなど、独自の研究を行ってきている。2013年にMicrosoftは、ホームオートメーションに特化した企業であるid8 Group R2 Studiosを買収しており、同社のテクノロジは「Xbox」と統合されると考えられている。最近では、「Windows Phone」および「Windows 8」向けのホームオートメーションアプリケーションを開発しているInsteonとの提携を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。