アップル、独自のコンテンツ配信ネットワークを運用か--OS Xダウンロードのtracerouteで明らかに

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2014-08-04 11:33

 Appleは、米国と欧州の一部で既に自前のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を使って、ソフトウェアアップデートや音楽およびビデオ配信を行っているという。Appleからの発表はないが、StreamingMediaのエグゼクティブバイスプレジデントであり、調査会社Frost & Sullivanのストリーミングメディア担当主席アナリストでもあるDan Rayburn氏が複数のISPからのOS Xダウンロードのtracerouteを実行し、調査結果を明らかにした

 これによると、AppleはさらにComcastなど複数のISPと契約し、対価を支払うことによってこれらISPの配信ネットワークに直接接続できるようにしており、Appleのネットワーク配信容量は現在の実利用容量の10倍以上だという。同社は先ごろ、次期デスクトップOSの「OS X 10.10」(開発コード名:「Yosemite」)のベータ版を公開し、今秋には「iOS 8」をリリースする見込みだ。

 Rayburn氏は、AppleはハードウェアやOS、そして「iTunes」や「App Store」のプラットフォームを既に確立しているが、各消費者のデバイスにコンテンツが配信される際のカスタマーエクスペリエンスの質までは管理できなかったと述べている。さらに、ISPの配信ネットワークに直接接続して自社サーバからコンテンツを配信することにより、特にクラウドベースのサービスにおいてユーザーエクスペリエンスを一層コントロールできるようになるとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]