TKC、SaaS型ウェブ会議システム「WebEx」採用--テレプレゼンスと併用

NO BUDGET

2014-08-06 06:15

 TKCは、円滑なコミュニケーションや経営意思決定のスピードアップを支える社内コミュニケーション基盤の見直しに向けて、映像会議を中核とした製品を8月から導入した。同社とシスコシステムズが8月5日に発表した。

 従来拠点間の会議に利用していた映像会議システム“テレプレゼンス”に加え、既設のネットワーク環境を利用して社員が手持ちのPCやスマートデバイスから、いつでもどこからでも安全なアクセスが可能となるSaaS型ウェブ会議システム「Cisco WebEx」を全社で採用した。

 情報セキュリティが求められる社内会議では通信環境として仮想専用網(VPN)を活用したリモートアクセス「Cisco Any Connect」を採用すしている。端末の利用環境が多彩な社外会議ではWebExでプラットフォームを問わず、参加用URLを案内するだけで簡単に会議を開ける。

 TKCでは、これまでの社内外の会議に場所や時間の制約があり、「参加者の日程調整で開催が遅れる」「必要な会議が開催できない」といった不都合があった。トラブル発生時の顧客サポートでは、「電話では正確な状況把握が難しく解決までに時間が掛かる」「訪問では即時性に欠ける」などの問題も指摘されていた。今回の製品導入は、こうした課題の解決を図っていく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  5. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]