暑い夏にじっくり読みたい!テクノロジ関連小説10選 - (page 2)

Erin Carson (TechRepublic) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-08-14 06:00

「The Cookbook Collector」(Allegra Goodman著、The Dial Press、2010年)

 Goodman氏による本書は、性格の全く違う2人の姉妹と彼女たちの関係を中心に展開する。姉はマサチューセッツ工科大学(MIT)を卒業し、大規模なデータストレージおよびデータ検索を手がけるシリコンバレー企業で最高経営責任者(CEO)を務めている。

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「マイクロサーフス」(原題:Microserfs)(Douglas Coupland著、HarperCollins、1995年)

 最初に雑誌Wiredに掲載された後、そのほかの媒体にも展開されたCoupland氏の小説。Microsoft従業員(Microsoftの奴隷を意味する「Microserf」)の1人であるDanielの日記として話が展開する。DanielはMicrosoftでコーディングを担当していたが、やがてそこを抜け出し、シリコンバレーに旅立つ。Microserfsは1990年代のMicrosoftを必ずしも好意的に描いているわけではない。

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「ゲームウォーズ」(原題:Ready Player One)(Ernest Cline著、Crown、2011年)

 2044年、多くの人は「OASIS」と呼ばれる仮想現実の世界で余暇を過ごす。同プログラムの開発者は、見つけるのが不可能に近い宝くじのようなものをどこかに隠しており、それを発見した者は莫大な富を得ることができる(すべての謎を解くことが条件)。主人公のWadeは1つ目の謎を解くカギを見つける。

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「われはロボット」(原題:I, Robot)(Isaac Asimov著、Gnome Press、1950年)

 SF界の重鎮Asimov氏の手による小説。同氏が1950年に発表した本作には、テーマに関連性がある9つのエピソードが収録されており、すべてSusan Calvin博士の回顧録として書かれている。

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