Red Hatの一般従業員は誰もこの事態を予想していなかったようだ。同社で長らく最高技術責任者(CTO)を務めてきたBrian Stevens氏が辞任することになり、従業員らは「ショッキングだ」とか「ボディーに一発食らった気分」との反応を示している。
同社は簡潔なプレスリリースで「Brian Stevens氏がCTOの座を降りる」と発表した。
Red Hatのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)のJim Whitehurst氏はその発表のなかで「Brianの長年にわたる尽力と、Red Hatのビジネスにおける数多くの貢献にわれわれは感謝している。同氏の今後の活躍を祈りたい」と述べた。
Red Hatが新CTOを選出するまで、同氏の職務はRed Hatの製品及びテクノロジ担当プレジデントであるPaul Cormier氏が代行する。
Stevens氏は2001年からRed Hatに在籍していた。それ以前はMission Critical LinuxのCTOや、Digital Equipment Corporation(DEC)においてUNIX関連のシニアアーキテクトを務めていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。