IoTにつながるモノは2015年に49億個、2020年には250億個:米ガートナー予測

山田竜司 (編集部)

2014-11-14 17:12

 米Gartnerは米国時間11月11日、“モノのインターネット(Internet of Things:IoT)”につながるデバイスが2015年には前年比30%増の49億個になるとの予測を発表した。IoTによる全体のサービス投資が2015年には695億ドル、2020年には2630億ドルになると予測した。

 今後数年のうちに、モノには何らかのインテリジェンスが埋め込まれて、つながるというのが一般的になり、主力製品やサービスに急速に浸透すると予測している。

 Gartnerのバイスプレジデント兼フェローのSteve Prentice氏は、「単に製品やサービスをデジタル化することではなく、新しいビジネスモデルや価値ある提案を創り出すことが、破壊的インパクトや、競争相手への脅威、競争機会となることを情報最高責任者(CIO)は理解しなければならない。企業は、スマートなモノから得られる情報に関して、情報を収集して分析したいという意思と情報の紛失や悪用によるリスクとのバランスを取る必要がある」とコメントしている。

 2017年末までに、20%の企業はIoTのデバイスやサービスを活用したビジネスを守るためのセキュリティを持つようになると予測している。


カテゴリ別に見たデバイスの数

カテゴリの詳細

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]