メディパルホールディングスは、グループ従業員約1万人が使う社内ポータルを刷新、9月から利用を開始した。ドリーム・アーツが11月20日に発表した。
メディパルグループは医薬品卸売業のメディセオを中核に、医薬品を中心にした総合卸売業と流通業を展開。日本国内最大規模といわれている。
ポータルは、これまでもグループ共通で利用していた基盤があったが、インフラの保守期間が満了するのを前に、事業拡大を支える情報基盤へ刷新することを検討していたという。旧システムでは主に掲示板で情報を共有していたが、全ての情報が全社に表示されるため必要な情報が探しにくい状況だったとしている。グループ全体の運用保守の負荷が高くなっており、保守の効率化も課題となっていた。
ドリーム・アーツの企業情報ポータル(EIP)型グループウェア「INSUITE」で新しくポータル基盤を構築した。今回の刷新でグループ掲示板機能の整理と強化、全社に必要な情報をトップ画面に集約することで、情報共有機能の効率化と高機能化を実現したという。
変化の早い各種スマートフォンやタブレット環境にも素早く対応できるマルチデバイス対応基盤を構築し、営業が端末を選ばず本来業務に特化できるポータルになったと表現している。