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収益の鍵は「追加サービス」--マイクロソフトの新たなWindowsビジネスモデル

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-12-15 06:00

 Microsoftの最高執行責任者(COO)であるKevin Turner氏は先頃、Microsoftが今後いかに「Windows」から収益を得ていくかについてコメントした。このコメントについて、さまざまな解釈がなされている。

 多くの評論家が、MicrosoftはWindowsをソフトウェアからサービスに変える計画であり、次に登場する可能性が一番高いのは、「Windows 365」のような類のものだと主張しているのをいまだに目にする。しかし、正しいかどうかは分からないが、Microsoftの人々はそういうことを考えてはいないようだという、ここ数カ月で耳にしてきた意見もいまだに聞こえてくる。

 Turner氏の実際の発言(米国時間12月4日にCredit Suisseの「Technology Conference」に登壇した際のスピーチ原稿)を読むと、同氏が言っているのは、MicrosoftはWindowsに「追加サービス」を持ち込むつもりだ、ということだと分かる。

 Credit SuisseのアナリストPhil Winslow氏はTurner氏に、MicrosoftはWindowsからの収入を減らしていくつもりなのかと質問した。Turner氏は次のように答えている。

 「そういう話は出ていない。ただ、当社はそこから収益をあげる方法を変えなければならず、それにはサービスも関わってくる。当社がこの製品に、追加サービスをクリエイティブな方法で持ち込む機会は他にもある。そして2015年の春から夏にかけて、と当社はそのビジネスモデルの概要を発表するつもりだ」

 Turner氏の言う「追加サービス」とは何だろうか。Turner氏によると、2015年の早い段階に、Microsoftが「Windows 10」をはじめとする、Windowsの新しいビジネスモデルについてはっきりと説明するときに明らかになるという。しかし、筆者が賭けるとしたら、その「追加サービス」とは、「Office 365」「OneDrive」「MSN」「Skype」「Xbox Live」のゴールドメンバーシップ、「Xbox Music Pass」や、そのほかの進化しつつあるコンシューマー向けおよびビジネス向けサービスのことだと考える。

 こうしたサービスは、現在は有料で提供されているものもあれば、無料のものもある。しかしMicrosoftの幹部は、顧客がいったんこうしたサービスの1つに夢中になれば、その顧客がMicrosoftを使うのをやめて他の競合プラットフォームを選ぶ可能性は大幅に低くなることを理解している。そして顧客がOneDriveストレージのような無料サービスを使っている場合でも、顧客がMicrosoftとつながっていれば、同社はそうした顧客にアップセルを行い、有料サービスの利用を勧めようとする機会を得られる。

 (「Office 365 Home」、Xbox Liveのゴールドメンバーシップ、Xbox Music Pass、「Skype Wi-Fi」を組み合わせた、「Work&Play Bundle」がいい例だ。通常価格は199ドルだが、期間限定のホリデー割引価格の149ドルで米国で販売されている。こうしたバンドル製品がもっと増えるということだ)

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