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IT予算を賢く使い切る10の方法

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2014-12-17 06:00

 年末が近づいてきたが、まだIT予算の使い残しがあるという人も多いだろう。しかし、この予算消化はなかなか難しい問題だ。もちろんお金を無駄に使いたくはないわけだが、使い残してしまえば、それだけの予算は必要なかったとして次の年に減額されてしまう可能性もある。

 最後の1セントまで計画通りに執行し、期末に残り予算が0ドルぴったりになれば理想的だ。

 しかし、そんなことは滅多に起こらない。

 では、良心が痛まないような形でIT予算の残りを使い切るにはどうしたらいいだろうか。この記事ではいくつかの使途を提案したい。

1.モバイル

 残り予算で、可能な限りよいモバイルデバイスをスタッフに配るというのは、多くの意味でいいアイデアだ。そのタブレットやスマートフォンがあれば、出先でも効果的に仕事をこなすことができる。しかも、スタッフにタブレットを与えることには、生産性向上以上の効果がある。普段からの彼らの努力に報いることになるのだ(献身的な部下たちに報いるのに、タブレットでは不十分だなどととは考えないように)。

2.ライセンスの更新

 この終わりのない戦いは、必ずしも年度末にやってくるものではない。また、まだ期限切れまでに時間があるライセンスを更新することは、理にかなっていないように感じる人もいるだろう。しかし、もしまだ予算が余っているのなら、ライセンスの管理を楽にするのに役立てることができる。すべてのライセンスを期末に更新するようにするのだ。これなら、たくさんのライセンスがいつ期限切れになるかが劇的に分かりやすくなる。カレンダーを見れば、更新の時期がきたということがすぐに分かる。

3.クラウドサービスを拡充する

 どの企業も、最終的にはクラウドを利用することになる。すでに使っているのであれば、そして使っているのがサードパーティーのクラウドサービスであれば、今がクラウドのストレージ容量を引き上げるのに最適のタイミングだろう。単に容量や帯域を増やしてもいいし、ほかのクラウドサービスも購入して、クラウドの機能や利用できる範囲を広げることもできる。

 クラウドの普及から逃れる術はない。残り予算をクラウドに投資すれば、すぐにはわからないとしても、いずれIT部門や企業の助けになるだろう。使途の例としては、クラウドサービス「Zoho」の既存アカウントに機能を追加するというやり方もある(アシスト、ブックス、クリエーターなど)。

4.オープンソース

 オープンソースにお金を使うというのは、直感的にわかりにくい話かもしれない。しかしこれは、使用しているサーバを商用のソリューションから、SUSEやRed Hatが提供する強力で柔軟性の高い代替ソリューションに移行する最高のタイミングかもしれない。長期的に見れば、それらのプラットフォームへの切り替えから得られるコストメリットが大きいため、これは理にかなった選択だ。アップタイムも、信頼性も向上し、セキュリティ対策も改善する。オープンソースはもはやおもちゃではないし、オタク的なマニアが提供するやっかいなソフトウェアでもない。すでに、エンタープライズ市場で大きな存在になっている。残り予算をここに賢く使えば、より堅牢で信頼性の高いバックエンドを構築できるかもしれない。

5.マーケティング

 これは、小規模なコンサルティング企業(特に1人でやっているコンサルティング会社)にしか当てはまらない話かもしれない。しかし、働いているのが1人しかいなくても、予算は管理する必要がある。税務署や会計事務所は、その努力を高く評価するだろう。もし年末に余分な予算が余ったら、それをマーケティングに使ってみてはどうだろうか。普段なら、小さな会社ではマーケティングは後回しにされる。しかし、他の人があなたのことを知らなければ、あなたを雇ってくれる可能性はゼロだ。その残り予算を使って、評判を広めてはどうだろうか。

6.スタンディングデスクの購入

 筆者がスタンディングデスク(立ったまま使う机)を使うようになって1年以上経つ。その効果は抜群だ。一日の仕事が終わっても、疲れなくなった。体重も減った。全体的な体調もずいぶんよくなった。おそらく読者は、一日中座りっぱなしのスタッフを数多く抱えているだろう。希望するスタッフに、スタンディングデスクを買ってみてはどうだろうか。これでスタッフたちは、幸せになるだけでなく、より効率的、健康的に仕事ができる(そして、終業の頃になっても疲れ切ってうとうとしたりしない)ようになる。

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