SCSKは1月19日、企業システムの重要なICT基盤を収容する同社データセンター「netXDC」に、日本HPが提供するカスタマイズ型サポートサービス「HPデータセンターケア」を導入すると発表した。
SCSKのデータセンターサービスの信頼性を向上させ、顧客に付加価値の高い保守、運用サービスを提供できるようにする。ITサービス企業が運営するデータセンターへのHPデータセンターケア導入は、国内で初めてだとしている。
HPデータセンターケアは、日本HPがIT環境全体にわたり提供するカスタマイズ型のサポートサービス。各企業のビジネスニーズに合わせたサポートを提供する。
HPデータセンターケアの主な特徴は以下の通り。
最適なプロアクティブサービス
- 最新のファームウェアやパッチ情報の提供
- システムごとのニーズに応じたプロアクティブサービスを追加選択可能
HP製品の修理対応レベルの選択が可能
- 個々のシステムに最適な保守サポートレベルが選択可能
HPフレキシブルキャパシティサービス(オンプレミス型従量課金サービス)
- 顧客にとって、システムの所有から利用への移行が可能
- IT投資リスクを最小化し、必要な時にITリソースを迅速に追加可能
近年、データセンターサービスにおいても、より幅の広いシステム保守、運用サービスが求められており、SCSKでは顧客のニーズに合わせたサービスへのシフトが喫緊の課題となっており、今回の取り組みの狙いだとしている。
日本HPのHPデータセンターケアとSCSKが持つデータセンターにおける保守サービスと運用サービスのノウハウを組み合わせることにより、netXDCのユーザーはSCSKの運用サービスと日本HPの保守サービスの両方のメリットを享受できるようになる。SCSKは、より柔軟で質の高いサービス体系を整備し、顧客の求める高品質なサービスを最適なコストで提供できるようにする。