ローソン、AWS上に新業務システム構築--CRMとSCMを統合

NO BUDGET 2015年06月01日 19時18分

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 ローソンは、業務系システムを全面的にクラウドへ移行する方針に基づき、Amazon Web Services(AWS)上に構築した次世代システムの稼働を2014年11月に開始した。構築を支援した日立ソリューションズと、セキュリティ製品を提供したトレンドマイクロが6月1日、発表した。

 ローソンは、顧客起点の店づくりを目指し、SCMとCRMを統合したシステムをクラウド上に構築。本部システムから店舗系システムまで順次移行するという方針を打ち立て、本格的なクラウド活用のファーストステップとして、日立ソリューションズとビジネスモデルや業務に適したシステム基盤の設計、構築を推進することにした。

 日立ソリューションズでは、ローソンの今後のクラウド基盤の設計に際して、AWSのメリットを生かしながら既存システムと連携の取れたシステムを構築できるように標準化を進めた。部品の組み合わせなどをルール化することで、システム基盤の短期間での立ち上げを可能とした。

 また、日立ソリューションズの「Amazon Web Servicesのための運用支援サービス」を適用することで、AWS上のシステム構成やネットワーク構成を意識せず、既存の運用基盤からシームレスにAWS上のジョブ実行や監視を行う連携機能を提供した。

 セキュリティでは、AWS上でトレンドマイクロの総合サーバセキュリティ対策ソフトウェア「Trend Micro Deep Security」を提供。Deep Securityは複数のセキュリティ機能による多層的な防御を実装しており、これによりセキュリティ強度が高い運用基盤の構築が実現した。

 Deep Securityは仮想サーバの増加に応じて、あらかじめ設定したセキュリティポリシーを自動的に適用する機能を提供しており、クラウドサービスの特性である可用性を損なわないセキュリティ運用が可能であったことも採用のポイントとなったという。

 これらにより、ローソンの情報システム部門は、社内の運用体制を変えることなく、既存の運用基盤とAWS上のシステム基盤の両方を運用することを実現。また新サービスの立ち上げに際しても、基盤設計の標準化によって準備期間を大幅に短縮できるようになったとしている。

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