NEC、x86サーバ「Express5800」に新製品--仮想環境でのメモリ制約に対応

NO BUDGET 2015年06月26日 11時04分

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 NECは6月25日、x86サーバ「Express5800」シリーズの新製品2機種の販売を開始した。ラック型サーバ「Express5800/R140f-4」の税別価格は145万4000円から。7月31日から出荷する。ブレード型サーバ「Express5800/B120f-h」の税別価格は66万1000円から。6月26日から出荷する。

 ラックマウントのExpress5800/R140f-4は最新のXeon E7-8800v3/4800v3製品ファミリを採用することで、従来機比で性能を最大20%向上しているという。物理障害に対応するメインメモリのスペア領域設定範囲を拡大することで、メインメモリ領域が複数回の障害に遭った場合でもシステムを継続して稼働させられる「DIMM Multi Rank Sparing」機能を搭載している。

 万が一のI/Oエラー発生時も、リトライ処理の実施や対象のI/Oカードをシステムから切り離すことで、直ちにシステムを停止することなく業務を継続できるというI/Oカードに対する耐障害性も備える。

 ブレードのExpress5800/B120f-hはXeon E5-2600v3製品ファミリを採用することで、従来機比で性能を最大40%向上しているという。基板設計を見直したことでメインメモリスロットを2個増加させ、メモリの最大容量を576Gバイトまで拡張させた。

 各仮想サーバへ割り当てるメモリ容量や将来の拡張性を確保することが可能で、統合基幹業務システム(ERP)などの業務基盤やデスクトップ仮想化環境の運用基盤等の安定利用を実現すると説明している。

R140f-4(左)とB120f-h
R140f-4(左)とB120f-h(NEC提供)

 企業や官公庁のITインフラは、大規模な仮想化基盤を構築し、その基盤上で複数システムを運用することでサーバの集約や統合を進めるケースが増えてきたと説明。だが、集約して運用される仮想サーバの数が多くなっていることから、各仮想サーバに割り当てるメモリ容量の制約や万が一の障害時の影響範囲などの課題が出てきている。NECでは、今回の2製品はそうしたニーズに応えるものとしている。

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