Microsoftは米国時間8月27日、Windows Insiderプログラムに参加している「Fast」(高速)リングのユーザーに向けて、「Windows 10」の最新プレビュービルド「Build 10532」を配信した。プレビュービルドの配信はRTM版の公開以降、今回で2度目となる。
この最新のプレビュービルドでMicrosoftは、「近代的なルックアンドフィール」を実現するためにコンテキストメニューを改善している。また、「Windows Feedback」アプリで共有機能を利用可能にし、同プログラムに参加しているテスターがTwitterやFacebookなどのチャネルを通じてフィードバックを共有できるようにしている。
さらにMicrosoftは、Build 10532とともに配信している「Microsoft Edge」ブラウザで、Canvasのブレンドモードや、ポインタロックに加えて、asm.jsのデフォルトでの有効化といった機能を追加している。
なおBuild 10532の既知の問題として、Windows 10の新たな認証機能「Windows Hello」が一部のデバイスで動作しないというものがある。また、「Google Chrome」の64ビット版との互換性問題が依然として残っている。Windows Insiderプログラムの責任者Gabe Aul氏によると、Googleはこの問題を認識しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。