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2015年に学んだ忘れられない教訓
2015年、IT企業は失敗を通じて多くの教訓を学んだ。
第1の教訓は、ハッキングを受ける日々は続くということだ。
2015年にハッカーに奪われたのは、顧客のクレジットカード情報だけではなかった。もっとも話題を呼んだのは、不倫相手を紹介するサイトAshley Madisonのハッキングだろう。この事件では、3200万件のユーザー情報が盗まれたと言われている。2015年に被害を受けた組織には、ほかにも米連邦捜査局(FBI)、米内国歳入庁、T-Mobile(Experian経由)、2150万件の米国政府の従業員や契約者の情報を漏えいした米国の連邦人事管理局などがある。
むしろ、漏えいしていない組織をリストアップした方がいいかもしれないくらいだ。
サイバーセキュリティに関する事件のニュースは、今後さらに増えるはずだ。
提供:iStock