Microsoftは米国時間1月27日、「Windows 10」の次期大型アップグレード「Redstone」のプレビュービルド「Build 14251」を、「Windows Insider」プログラムの「Fast Ring」テスター向けに公開した。
今回のビルド番号が、これまでの最新ビルド「Build 11102」から大きく増えている点は気にする必要がない。Windows Insiderの責任者であるGabe Aul氏の説明によると、MicrosoftはPC向けビルドの番号とモバイル向けビルドの番号を同期させようとしているという。
新たに公開されたBuild 14251には、注目すべき新機能は含まれていない。ただ、同ビルドには一連のバグ修正が含まれており、Aul氏によると、PC向けのゲームや、サードパーティーを支援するテクノロジ、「File Explorer」の動作に影響するバグの修正が含まれているという。
また同ビルドでは、アプリが定期的にクラッシュするといった既知の複数の問題にも対応している。その他の問題については27日付けのブログ投稿で説明されている。
Aul氏は同投稿で、既存の「Windows Phone」に対するアップグレードとして「2016年の早い段階」に「Windows 10 Mobile」をリリースするという同社の計画は変わっていないと改めて述べている。
Aul氏によると、Windows 10 Mobile向けの新たなプレビュービルドの公開を開始できる「準備が整いつつある」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。