日揮情報システムが富士通の子会社に

ZDNet Staff

2016-02-12 18:50

 日揮と富士通は2月12日、日揮の100%子会社である日揮情報システム(J-SYS)の全株式について、3月31日付で日揮が富士通に譲渡することに合意したと発表した。

 日揮は、「J-SYSが日揮グループに対して従来以上に高品質なシステムとサービスを提供し、建設分野および設備保全管理分野などの顧客に向けた外販事業を強化するためには富士通グループとして事業を展開することが最善であるという経営判断に至った」と説明している。J-SYSは譲渡後も引き続き、日揮グループに対して、情報インフラ・基幹情報システムの開発と運用保守サービスなどを提供していく。

 また、富士通は、J-SYSがプラントのエンジニアリング分野で培ってきたノウハウを、建設分野や設備保全管理分野などの顧客に向けた外販事業の拡大や、IoT分野の製品やサービスの確立に活用したい考えだ。

 J-SYSは、1983年に日揮の情報システム部門が分離独立する形で設立した。これまで日揮をはじめ日揮グループ各社の情報インフラ・基幹情報システムの開発および運用・保守サービスに加え、建設会社や官公庁など向けにもシステム開発、運用・保守サービス、パッケージ製品販売の分野で展開していた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]