ミラクル・リナックスは2月18日、最新のLinux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP1」を提供開始した。
最新版のAsianux Server 7は、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7.2」をベースに開発され、「第6世代インテル Core i7 プロセッサ」(開発コード名:Skylake)と「Broadwell-E」の最新CPUに対応したほか、データベース「Oracle Database 12c」の認定を取得している。
信頼性、安全性、可用性、セキュリティ機能を重視したLinux OSで、企業向けLinuxサーバに加え、車載システムや産業用コンピュータ、各種アプライアンス製品など特定業務用機器への組み込みといった用途にも適している。
物理環境向けのMIRACLE LINUX Standard Packと、仮想化環境向けのMIRACLE LINUX for VM Standard Packのラインアップを提供するほか、近日中にMicrosoft Azureに対応し、Microsoft Azure Marketplaceにて販売を開始する予定。
税別価格は、MIRACLE LINUX Standard Packが1年のサポートサービス付きで7万8000円から、MIRACLE LINUX for VM Standard Packが同19万8000円から、特定業務用機器(産業用コンピュータ/アプライアンス)向けLinuxライセンスが10ライセンスで15万円などとなっている。