キングソフトは4月1日、社内SNSツール「WowTalk」の最新版を公開した。iOS、Android、ブラウザから、WordやExcelなどのオフィスファイルを送受信できるようになるほか、管理画面から各機能の個別設定が可能になるなど、多数の新機能が実装されている。税別価格は1IDあたり300円で、14日間の無料トライアルも実施中。最低利用者数は30IDから。
今回のアップデートでは、アプリがバージョン6.5、ブラウザ版がバージョン2.3.0、管理画面がバージョン3.2.0となっている。その主な新機能は以下の通り。
ドキュメントファイル送受信機能
- TechRepublic
Japan関連記事:今必要なのはセキュリティコックピット--再注目されるSIEMの意義
- インシデント発生時に迅速、正確に原因を突き止める“第3世代”SIEM--EMCジャパン
- スキーマ不要でログを収集、検索、分析するSIEMの次世代性--Splunk
- 検知後の行動も定義、“グレー”な振る舞いを見極めるSIEMの分析力--HPE
- “マグニチュード”で危険度を数値化するSIEMのインテリジェンス--日本IBM
- セキュリティ対策をライフサイクルで捉えるこれからのSIEM--マカフィー
Word、Excel、PowerPointなどのオフィスファイルを1回あたり25Mバイトまで送受信可能。iOS(iOS 8.0以降)、Android、ブラウザいずれも利用できる。トーク画面から画像ファイル、動画ファイル、音声ファイル、位置情報に加えオフィスファイルの送受信もできるようになり、同社では社内コミュニケーションに留まらずビジネスインフラとしても活用できるとしている。
- 豊富なファイル形式に対応(ppt、pptx、xls、xlsx、doc、docx、pdf、txt、csv)
- 1回につき25Mバイトまでの大容量ファイルをトーク画面で共有可能
- オフィスソフトやオンラインストレージ、メール添付など外部アプリから直接WowTalkに送信可能(iOS、Android対応)
ファイルの送受信(キングソフト提供)
企業ポリシーに沿った機能カスタマイズ設定
ユーザーからの要望が高かった、企業ポリシーに沿った機能カスタマイズを可能にした。管理画面より利用できる。これまでユーザー企業内では、使用上のルールを社内規定として周知し、利用させているケースがあったが、今回のアップデートでは25種に及ぶ各機能のオンオフ切り替えをデフォルトで設定することができ、企業管理者の負担を軽減しつつ企業ポリシーを遵守させることが可能。
主要なポリシー設定項目
- トーク履歴取得の可否
- 無料通話機能の利用可否
- タイムライン(共有)機能のカテゴリ名変更
機能のカスタマイズ設定(キングソフト提供)
その他の追加実装機能
- 画像、音声、ドキュメント、テキスト(テキストはアプリ版のみ)の各種ファイルのトーク内転送
- アプリのキャッシュクリア機能
- ウェブブラウザのログイン入力を簡素化(企業ID、アカウント名の記憶可能)
- ウェブブラウザでもトークの「既読/未読」メンバーを確認可能