ストレージクラフト、バックアップ管理ツール「ImageManager 7」に新機能

NO BUDGET

2016-04-18 15:34

 ストレージクラフト テクノロジーは、バックアップ管理ツール「StorageCraft ImageManager 7」にバックアップイメージ管理とレプリケートをより簡単かつ柔軟にできる新機能を追加した。これまで有償のプレミアム機能として提供していたバックアップリカバリの最新技術「StorageCraft intelligentFTP」と「StorageCraft HeadStart Restore」を無償の標準機能として提供を開始した。4月14日に発表した。

 ImageManager 7に追加されたintelligentFTPはレプリケーション機能。FTPサーバやWindowsファイルサーバ(SMB/CIFS)にバックアップイメージファイルを転送し、レプリケーションの保持ポリシーを柔軟に設定できる機能。これまでプレミアム機能だったのを標準機能として、新たに無償で提供される。

 ImageManager 7に追加されたHeadStart Restoreはリカバリ機能。フェイルオーバー用の仮想マシンにバックアップを事前にステージングすることで緊急時のリカバリを数分で完了できるという。新規の増分バックアップは仮想マシンへ自動更新され、スタンバイボリュームは常に最新状態となる。同じくプレミアム機能だったが、新たに標準機能として無償提供される。

 またアドバンスドイメージベリフィケーションや展開可能な管理フォルダ、管理フォルダのフィルター、バックアップストアフォルダの一括管理といった機能も追加された。

 アドバンスドイメージベリフィケーション(整合性検証)機能は、VirtualBootで設定したスケジュールに従ってバックアップを仮想マシンで自動的に起動し検証する。結果は、検証時のシステムログイン画面のキャプチャを添付したメールで通知される。

 展開可能な管理フォルダ機能はレプリケーションやHeadStart Restore、intelligentFTP、ShadowStreamの各ジョブなどの詳細情報が表示され、進行中の検証や統合状況なども、一目ですばやく簡単に確認できるようになった。

 管理フォルダのフィルター機能では、ジョブタイプごとのフォルダ、実行中タスクがあるフォルダ、同期中のフォルダなど、設定されたジョブの種類に基づいて、表示するフォルダをフィルタリングできる。

 バックアップストアフォルダの一括管理機能では、バックアップストアフォルダを一つ設定すると、配下にある複数の管理フォルダに同じポリシーが自動的に設定される。新しく作成される管理フォルダも自動的に設定を継承する。

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