レッドハット、「オープンな意思決定の仕組み」をGitHubで公開

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2016-06-09 11:55

 Red Hatは、同社がオープンプロジェクトの運営や、意思決定、コラボレーション、コミュニケーションなどを行う際に用いているベストプラクティスを一般公開した。

 別の言い方をすれば、Red Hatは意思決定のコード(規範)をGitHubで公開したということになる。

 同社の「Open Decision Framework(オープンな意思決定の仕組み)」は、企業やIT業界のリーダーが目を通すべき文書になりそうだ。このフレームワークは「意思決定者が透明性の高いコミュニケーションを取り、多様な意見を取り入れ、分散しているチーム間でより効果的にコラボレーションを進め、ビジネスプロジェクトや判断への想定外の影響を抑えるのを助ける」ものだという。

 Red Hatはほかの組織から、組織内でオープンソースの原則を生かす方法を知りたいという要望を受けていたという。

 Red Hatが公開したフレームワークでは、オープンソースの5つの原則(オープンな情報交換、参加型、実力主義、コミュニティ、迅速かつ頻繁なリリース)について説明されている。

 大勢の違う立場の人たちをまとめるのが難しいと感じることがある人には、このRed Hatが公開したフレームワークが参考になるかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  2. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  3. ビジネスアプリケーション

    生成AIをビジネスにどう活かす?基礎理解から活用事例までを網羅した実践ガイド

  4. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  5. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]