Red Hatは、同社がオープンプロジェクトの運営や、意思決定、コラボレーション、コミュニケーションなどを行う際に用いているベストプラクティスを一般公開した。
別の言い方をすれば、Red Hatは意思決定のコード(規範)をGitHubで公開したということになる。
同社の「Open Decision Framework(オープンな意思決定の仕組み)」は、企業やIT業界のリーダーが目を通すべき文書になりそうだ。このフレームワークは「意思決定者が透明性の高いコミュニケーションを取り、多様な意見を取り入れ、分散しているチーム間でより効果的にコラボレーションを進め、ビジネスプロジェクトや判断への想定外の影響を抑えるのを助ける」ものだという。
Red Hatはほかの組織から、組織内でオープンソースの原則を生かす方法を知りたいという要望を受けていたという。
Red Hatが公開したフレームワークでは、オープンソースの5つの原則(オープンな情報交換、参加型、実力主義、コミュニティ、迅速かつ頻繁なリリース)について説明されている。
大勢の違う立場の人たちをまとめるのが難しいと感じることがある人には、このRed Hatが公開したフレームワークが参考になるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。