ウイングアーク1stとコネクトムは9月2日、ロケーションベースマーケティング分野で連携すると発表した。ウイングアーク1stの第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery」の「エリアマーケティングソリューション」と、コネクトムのロケーションベース広告配信サービス「toSTORE ad」を組み合わせて、精度の高い商圏エリア分析から最適なプロモーションプランニング、広告による販促施策実施までを一気通貫に行えるサービスを提供する。
企業のマーケティング・販促担当者は、店舗認知や来店喚起効果を高めるために、最適な販促エリアの特定、および特定エリア内のターゲットユーザーに対するピンポイントな訴求、広告配信を行えるようになる。
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3rd Party Data Galleryは、セールス&マーケティング領域などで求められる人口統計データや事業者データ、気象履歴データ、その他各種調査統計データなどの第三者データを提供し、企業の情報活用を支援するサービス。本サービスのエリアマーケティングソリューションパックは、クラウド型ビジネスインテリジェンス(BI)サービス「MotionBoard Cloud」上で、商圏エリア分析に求められる各種第三者データと、それらを可視化できる分析テンプレートを提供、データに基づいたマーケティングエリアを特定できる。
toSTORE adは、特定エリア内にいる潜在層・準顕在層のスマートフォンにロケーションベース広告を配信し、最寄り店舗の認知、来店喚起を行うサービス。店舗から事前に収集した「店舗や商品データ」を「ターゲットユーザーの位置情報」と組み合わせて活用することで、ユーザーの場所やその周辺のシチュエーションにあわせてピンポイントに訴求することが可能。
今回の連携サービスでは、3rd Party Data Galleryのエリアマーケティングソリューションパックにおける販促エリアやターゲット顧客に対して、toSTORE adを活用することで、ターゲットユーザーが商圏エリアに入ったタイミングで、おすすめの広告情報を届けられるようになる。
さらに、ユーザーの広告に対する反応を第三者データと組み合わせて分析し、効果を高めるためのプランニングに繋げるPDCA運用をサポートすることで、広告効果の最大化を実現するという。