ウイングアーク1stとコネクトム、位置情報を活用したマーケティングで連携

NO BUDGET

2016-09-02 16:21

TechRepublic Japan関連記事

 ウイングアーク1stとコネクトムは9月2日、ロケーションベースマーケティング分野で連携すると発表した。ウイングアーク1stの第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery」の「エリアマーケティングソリューション」と、コネクトムのロケーションベース広告配信サービス「toSTORE ad」を組み合わせて、精度の高い商圏エリア分析から最適なプロモーションプランニング、広告による販促施策実施までを一気通貫に行えるサービスを提供する。

 企業のマーケティング・販促担当者は、店舗認知や来店喚起効果を高めるために、最適な販促エリアの特定、および特定エリア内のターゲットユーザーに対するピンポイントな訴求、広告配信を行えるようになる。

連携イメージ
連携イメージ

 3rd Party Data Galleryは、セールス&マーケティング領域などで求められる人口統計データや事業者データ、気象履歴データ、その他各種調査統計データなどの第三者データを提供し、企業の情報活用を支援するサービス。本サービスのエリアマーケティングソリューションパックは、クラウド型ビジネスインテリジェンス(BI)サービス「MotionBoard Cloud」上で、商圏エリア分析に求められる各種第三者データと、それらを可視化できる分析テンプレートを提供、データに基づいたマーケティングエリアを特定できる。

 toSTORE adは、特定エリア内にいる潜在層・準顕在層のスマートフォンにロケーションベース広告を配信し、最寄り店舗の認知、来店喚起を行うサービス。店舗から事前に収集した「店舗や商品データ」を「ターゲットユーザーの位置情報」と組み合わせて活用することで、ユーザーの場所やその周辺のシチュエーションにあわせてピンポイントに訴求することが可能。

 今回の連携サービスでは、3rd Party Data Galleryのエリアマーケティングソリューションパックにおける販促エリアやターゲット顧客に対して、toSTORE adを活用することで、ターゲットユーザーが商圏エリアに入ったタイミングで、おすすめの広告情報を届けられるようになる。

 さらに、ユーザーの広告に対する反応を第三者データと組み合わせて分析し、効果を高めるためのプランニングに繋げるPDCA運用をサポートすることで、広告効果の最大化を実現するという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]