JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は9月16日、展示会やセミナーなどのイベント受付業務を効率化し、確実な営業活動を支援するクラウド型イベント運営システム「ファイン ウェルカム」を提供開始した。税別価格は、想定来場者数が300人以上、当日受付端末数が5台、クラウド利用期間が2カ月の場合で200万円から。
申し込みや来場情報、イベントで収集したデータをクラウドに集約、共有して、イベントの開催前から開催後まで、連続した来場者対応とイベント運営を可能にするもの。2000人を越える規模で開催するJBグループのイベントでも活用しており、実際の運用で得たノウハウを活かした内容となっているとのこと。
主な特徴は以下の通り。
- 申し込み、来場情報をクラウドで管理、共有
- イベント開催前の集客力強化と業務効率化を実現
- スムーズな受付の実現と来場者の会場内動線、関心事をタイムリーに把握し、きめ細やかな接客が可能
- 来場者の興味や課題を把握し、最適な提案、営業活動が可能
イベント開催前には、集客状況(人数、達成率)をリアルタイムで確認し、集客強化のための追加施策や個別のフォローなどを迅速に検討、対応することが可能。従来の受付業務では、申し込みリストの作成や名札印刷などの多くの事前作業が発生する上、当日時間を要していた。それに対し、本サービスでは受付確認書のQRコードをスマートフォンで読み取るなど簡単かつスピーディな受付で本人確認や名札配布を可能にし、業務の省力化とスムーズな来場案内を実現する。
さらに、来場者が参加したセッションや、立ち寄った展示ブースの情報を共有することができ、その興味分野や課題を把握して来場者のニーズにあった的確な営業活動を可能とした。
また受付業務の効率化だけでなく、イベントで収集したデータを活用した効果的な運営と営業活動を実現し、新たなビジネスチャンスの創出、売上拡大に貢献するとしている。
ファイン ウェルカムの概要図(JBAT提供)