IBMとマサチューセッツ工科大学(MIT)は米国時間9月20日、人間並みの視覚認識や聴覚認識を実現する人工知能(AI)の開発に向け、共同で研究を行っていくと発表した。
IBM ResearchとMITのBrain and Cognitive Sciences(脳科学および認知科学)学部は、Brain-inspired Multimedia Machine Comprehension(BM3C:脳から着想を得た、機械によるマルチメディア理解)に関する研究所を設立する。
同研究所では、パターン認識や予測手法に関連する技術的な難問を解決できる認知コンピューティングシステムの開発に向けて取り組むこと予定だ。
IBMが発表で述べているように、人間は短い動画を視聴するだけで、その動画で起こっている出来事を容易に説明し、その後どうなるのかまで予想できる。現在の機械ではこのようなことは不可能だと同社は続けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。