スポーツクラブやリハビリ施設などの事業を展開するルネサンスは、経営管理業務の効率化を推進するためクラウド型経営管理ソリューションを採用した。132店舗から収集する予算データを一元管理し、経営戦略に活用するという。ソリューションを提供する日本オラクルが10月18日、発表した。
ルネサンスは、直営スポーツクラブを95クラブ(2016年9月時点)展開するほか、企業・地域支援、介護リハビリ支援事業も展開している。この各店舗からの予算関連データは、これまで表計算ソフトを利用して収集していたため、それらを手作業で集計して分析する予算管理業務に限界があったという。
この課題に対し同社は今回、オラクルのクラウド型経営管理ソフトウェア「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」を採用した。基礎データに加え、実績、予算、見込データを多次元データベースに一元管理でき、リアルタイムに各事業別や、各店舗別、各サービス別などの軸で分析が可能。これにより、経営戦略策定に必要なデータ分析を迅速に作成することができる。
また、ベストプラクティスを内包した本ソリューション用テンプレートも活用し、コストを抑えた短期導入を実現しているという。なお導入プロジェクトでは、経営管理システムのコンサルティング事業を手がけるブレインチャイルドがテンプレートを提供し、全体のプロジェクト推進を支援している。