Microsoftは米国時間11月8日、「SharePoint Server 2016」向けでは初となるFeature Packのダウンロード提供を開始したと発表した。
同社は9月に、「SharePoint Server 2016 Feature Pack 1」の一般提供を11月に開始すると発表しており、これには管理者向けの新機能とエンドユーザー向けの新機能の双方が含まれるとしていた。
Feature Pack 1では管理者向けに、管理操作の情報をよりきめ細かくログに記録する機能が追加されるとともに、「MinRole」機能が強化され、より小規模なユーザー環境にも対応できるようになっている。
エンドユーザー向けとしては、「OneDrive for Business」の新しいインターフェースや、SharePointアプリ起動ツールのカスタムタイル、ハイブリッド監査機能およびハイブリッド分類機能のプレビュー版、オンプレミスのSharePoint向け「OneDrive API」が利用可能になっている。
Feature Pack 1は、SharePointユーザーであれば無料で利用可能だ。ただ、OneDrive for Businessに対する新たなサポートといった一部の機能は、ソフトウェアアシュアランスを契約している顧客のみが利用可能となっている。
SharePoint 2016の提供が、MSDNメンバーおよびボリュームライセンス契約者に向けて開始された5月の時点で、同社は2017年にSharePoint向けの新たなアップデートを含むFeature Packを少なくとも1つ提供する予定だとしていた(このため、SharePointチームの進捗は予定より早いと言える)。

提供:Microsoft
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。