編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

IAB、IPv4アドレス枯渇対応の必要性呼びかけ

Chris Duckett (ZDNet.com.au) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2016-11-10 16:35

 遅れているIPv6への移行プロセスは新たな節目を迎えている。IAB(Internet Architecture Board)は米国時間11月7日、IPv4アドレスプールが枯渇しており、「この結果、(IPv4とIPv6の両方をサポートする)デュアルスタック環境とIPv6のみの環境の増加傾向は、今後ますます強まっていくだろう。このため、今後通信プロトコル標準は、IPv6を全面的にサポートする必要がある」と声明の中で述べている。

 IABは、今後通信プロトコルのIPv6への依存が高まることから、IPv6の使用を前提に既存の標準を見直し、標準の説明でIPv6を使用した例を提供すべきだとしている。

 また、「IABは、IETF(Internet Engineering Task Force)が今後、新たなプロトコルや拡張プロトコルにIPv4への対応を義務づけることをやめると期待している」とし、同時に「デュアルスタックや移行技術を用いたIPv4に対する後方互換性の提供は今後も当面必要とされる」とも述べている。

 「標準化団体(SDOs)の課題は、策定した標準に存在する、異なる環境への移行を妨げる、あるいは遅らせる障害を取り除くことだ」(IAB)

 2015年9月には、北米を担当する地域インターネットレジストリであるARIN(American Registry for Internet Numbers)が、北米向けのIPv4アドレスプールが枯渇したことを発表している。

 GoogleのIPv6に関する統計ページによれば、世界的なIPv6の普及率は、ユーザーベースで14.6%に止まっている。これに対し、米国ではIPv6の普及率は30%弱に達している。英国では16%、ドイツでは27%となっている。アジア太平洋地域では普及が進んでいる日本で14%となっている。

 また2016年5月には、AppleがiOSアプリのIPv6対応を義務化すると発表している。

 (編集部注:本稿公開当初、タイトルと記事冒頭において、ここ数日でアドレスが枯渇したとIABが発表したかのような誤解を招く表現をしておりました。そのため、記事中の表現を修正させていただきました。誤解を招く表現についてお詫び申し上げます。)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AI導入に立ちはだかる「データ」「複雑さ」「コスト」「人材」の壁をどう乗り切ればいいのか?

  2. クラウドコンピューティング

    【IDC調査】2026年には75%のアプリがAIを実装!導入で遅れた企業はどう“逆転”すべきか?

  3. 運用管理

    経産省調査で明らかに:未だにレガシーシステムを抱える企業が8割!オープン化でよくある課題とは?

  4. 運用管理

    AWS東京リージョンの大規模障害に学ぶ、パブリッククラウド上のシステムの迅速な復旧方法

  5. windows-server

    【ユースケース】ソフトウェア開発にDell EMCインフラ+コンテナを使うメリット

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]