Intelは、モノのインターネット(IoT)部門の責任者に元ARM幹部を据える人事を発表した。
同社によれば、Tom Lantzsch氏がIoTグループのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーに就任する。同氏は以前、やはりIoT市場の主要企業であるARMで、戦略担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めていた。
Intelの今回の人事は、同社が社外から幹部を採用する傾向が強まっていることを示している。同社は2015年にも、元Qualcomm幹部であるVenkata "Murthy" Renduchintala博士を、Client and Internet of Things Businesses and Systems Architectureグループのトップに就任させている。
Renduchintala氏は、Lantzsch氏がIoT分野でイノベーションを促す存在となるだろうと述べている。
Intelはまた、次世代の高度なドライバー支援システムや自立運転ソリューションの設計などに取り組むAutomated Driving Groupの立ち上げを発表した。このグループの責任者には、長年Intelの幹部を務めているDoug Davis氏が就任している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。