SaaSベンダーのWorkdayは米国時間12月1日、取引終了後に2017会計年度第3四半期(10月31日締め)の業績報告を行った。同四半期、Workdayは1億1000万ドルの損失を計上した。1株あたり損失は57セントだった。
非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は3セントで、売上高は前年同期比34.2%増の4億960万ドルだった。アナリストらは、1株あたりの損失が4セント、売上高は4億ドルと予想していた。
Workdayの最高経営責任者(CEO)、Aneel Bhusri氏は、「主要な地理的市場の全てで業種を問わず、堅調な第3四半期を終えることができた」とコメントを出している。「継続して製品の差別化、技術革新、顧客の成功をリードしていく。これらは市場においてWorkdayの重要な差別化になると信じている」と続けている。
今後の見通しという点では、Workdayの見通しは予想と比べると明るいようだ。Workdayが業績報告とともに出したガイダンスでは、2017年度の売上高は約15億6000万ドルとしており、アナリストの予想を上回っている。
このほかに特筆すべきこととして、Workdayは同期、サブスクリプション売上が合計で約3億3570万ドルに達した。これは前年同期比38.3%増の数字である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。