AWS、ビデオ会議サービス「Chime」発表--「Skype for Business」や「WebEx」に対抗

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-02-15 11:21

 Amazon Web Services(AWS)が米国時間2月14日、ビデオ会議ツール「Amazon Chime」を発表した。Microsoftの「Skype for Business」やCiscoの「WebEX」に対抗する動きとなり、「素晴らしい動画と音声品質でストレスなくミーティングができる新しいユニファイドコミュニケーションサービス」としている。

 Chimeはワンクリックで開始でき、ノイズキャンセリングに対応し、ワイドバンドオーディオ技術を使ってクリアなオーディオとHD動画品質でビデオ会議ができるという。「Android」と「iOS」向けのモバイルアプリのほか、PCは「Mac」と「Windows」に対応する。

 デバイスがダウンしても、ミーティング中に別のデバイスに切り替えて会議を続けることができる。会議に参加するためのPINを覚える必要もない。

 会議開始時間が近づくと、Chimeが自動的にユーザーを呼び出す。遅れている場合は、会議に参加登録している人全員にデジタルな「名簿」を通じて通知できる。これを利用して、ビデオ会議に新しく参加したユーザー、参加できない人などを知ることができる。

 ビデオ会議の難点の1つと言えるのが、背景からの雑音がうるさい参加者がいることだ。Amazonはこの問題を考慮しており、個々の参加者向けの「ミュート」ボタンを用意している。

 コンテンツの共有はビデオ会議ソフトウェアとツールの機能として定着しつつある。Amazonがこうしたサービスに対抗するためには、この機能を提供する必要がある。Chimeは画面の共有を素早くできる。また、コラボレーションプロジェクト向けに用意されたメッセージのチャットルームに加わったり、チャットの履歴やファイルを保存することもできる。

 Geek Wireが指摘しているように、Amazonは2016年にビデオ会議サービスのBibaを買収している。現在Bibaのウェブサイトには、「BibaはAmazon Chimeになった」と書かれている。

 Amazon Chimeには、基本機能が利用できる無料の「Basic Edition」、画面共有のほかユーザーごとに1Gバイトの履歴を保存が可能で、1ユーザー当たり月額2.5ドルの「Plus Edition」、会議をホストする機能や無制限VoIPに対応した1ユーザー月額15ドルの「Pro Edition」の3種類がある。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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