Hewlett Packard Enterprise(HPE)が、2017会計年度第1四半期(2016年11月〜2017年1月期)の決算を発表した。売上高はアナリストの予想を下回った。
第1四半期の純利益は2億6700万ドル(1株あたり利益は16セント)、売上高は前年同期比10%減の114億ドルだった。非GAAPベースの1株あたり利益は45セントとなった。
アナリストの予想では、非GAAPベースの1株あたり利益が44セント、売上高は120億7000万ドルだった。
「HPEは引き続き正しい方向にあると考えている」とHPEの最高経営責任者(CEO)のMeg Whitman氏はコメントしている。「HPEはポートフォリオの強化、組織の合理化、適切なリーダーシップチームの構築に向けての対策を進めており、今後に向けて長く成功していくための準備を整えている」(Whitman氏)
エンタープライズグループの売上高は、前年同期比12%減の63億ドルとなった。サーバの売上高が12%、ストレージが13%減少した。ネットワークは33%減となり、テクノロジサービスも2%減少した。
エンタープライズサービス事業の売上高は、前年同期比で11%減少し、40億ドルとなった。ソフトウェア事業の売上高は、前年同期比8%減の7億2100万ドルだった。
今後の見通しとして、HPEは第2四半期の非GAAPベースの1株当たり利益を41〜45セントと予想している。アナリストは、少なくとも1株あたり47セントと予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。