Nimble Storageは、Microsoft AzureやAmazon Web Services(AWS)と組み合わせられるマルチクラウドストレージサービス「Nimble Cloud Volumes」を提供開始した。Nimble Storage Japanが3月3日に発表した。
顧客関係管理や財務会計といった業務システムの安定稼働や継続運用に求められるストレージ要件を満たすとしている。99.9999%の実測稼働率を提供できるよう設計されおり、ブロックストレージと比べてデータ永続性が格段に優れているという。
現在はベータ版で50社が利用の準備を進めていると発表。今四半期内に米国で限定公開版を提供。今後半年から1年の間に、オーストラリア、シンガポール、日本などのアジアパシフィック地域に展開する予定。米国内の利用料金は、ギガバイト単価で月額0.1ドルからとなっている。
管理機能と予測分析機能によって、複数のクラウド環境に散在するデータの状況を一元的に把握できる。データ移行の後はデータの変更量に応じた分のみが課金される。パブリッククラウドとオンプレミスとの間でデータを活用する際もデータ移行費用を抑えられるとしている。