PwCコンサルティングと日本ヒューレット・パッカード(HPE)は3月6日、個人情報を保護するサービス「トークン化セキュリティソリューション」の提供を始めた。国内外で規制強化が進む個人情報保護への対応を支援する。
同サービスでは、HPEが開発したデータを乱数によって関連性のない文字列に変換する「HPE Security - Data Security」を利用し、企業が保有する個人情報の保護と活用を両立できるように支援する。PwCコンサルティングは、個人情報の保護強化を目指す企業向けに、現状分析や方針の策定、HPE Security - Data Securityの導入などを手掛ける。
国内では5月30日に改正個人情報保護法が施行され、全ての企業に個人情報の適切な保護や管理が求められるほか、個人情報を復元不可能な形に加工することによる活用ができるようになる。また、欧州でEU一般データ保護規則(GDPR)が導入されるなど、海外でも個人情報保護やプライバシーへの配慮がより厳格化される状況にある。
2社はこうした動きに対応する企業にサービスを提供する。