VMwareは米国時間5月15日、アプリケーションのパフォーマンスソフトウェアを手がける新興企業Apteligentを買収する意向を発表した。買収の条件は明らかにされていない。
VMwareによると、モバイルアプリ開発者やIT管理者はApteligentのプラットフォームを利用することで、モバイルアプリのパフォーマンスをリアルタイムで分析できるようになるため、アプリケーションの稼働時間の拡大に向けた、包括的な可視性と、コンテキストを踏まえたアナリティクスを手にできるという。
VMwareは、Apteligentの能力を活用することで、「Digital Workspace」プラットフォームを強化するとともに、クラウドをまたがるサービススイートの開発を加速する計画だと述べている。
VMwareのデスクトップ製品およびソリューション担当シニアバイスプレジデントであるSumit Dhawan氏は同社のブログに、「ApteligentによってVMwareの管理ポートフォリオやモニタリング技術を拡充するともに、モバイルデバイスから、プライベートクラウドとパブリッククラウドを横断するインフラに至るまでのエンドツーエンドのパフォーマンス管理を顧客に提供できるようになる」と記している。
「Apteligent」は今後もスタンドアロンの製品として提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。