「Windows 10 Fall Creators Update」の新テストビルド、Mixed Reality機能など改善

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-07-14 12:13

 Microsoftが、「Windows 10 Fall Creators Update」をメインストリームユーザー向けに展開する準備を進めている。

 Microsoftは米国時間7月13日、最新のWindows 10テストビルド「Build 16241」を「Fast Ring」の「Insider」向けにリリースした。このビルドには「Mixed Reality」(複合現実)関連の機能強化やアップデートが加わっている。MicrosoftはHPやAcerと提携し、Mixed Realityヘッドセット開発キットを8月に出荷する予定だ。

 Mixed Realityに関しては、Mixed RealityモーションコントローラでのUSB利用のサポートが加わった(Bluetoothにも近く対応するという)。また、Mixed Realityセッション時のヘッドセットの安定性を改善したほか、音声コマンドが改善されている。Mixed RealityのキャプチャをFacebookに共有できる機能に関連する問題も修正された。

 このほか、ロック画面からPINとパスワードを復旧できる機能も加わった。「Delivery Optimization」も改善されている。

 さらにMicrosoftはテスターに対し、「Windows Store」よりCanonicalの「Ubuntu Linux」をダウンロードし、「ビルド16215」以降のInsiderプレビューにインストールできるようになったと伝えている。

 Microsoftは同日、「Windows 10 Mobile」の新プレビュービルド(15230)もリリースした。新機能はないが、修正が加わっている。13日にリリースされたPCとモバイル向けのテストビルドについて、アップデートと既知の問題の詳細は、Microsoftのブログで確認できる。

Windows 10 Fall Creators Update Mixed Reality

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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