日立とヴイエムウェア、社会インフラ向けで協業強化--オープン環境を高信頼化

藤本和彦 (編集部)

2017-10-19 15:20

 日立製作所とヴイエムウェアは10月19日、金融や公共分野など社会インフラ向けプラットフォームソリューションで協業関係を拡大すると発表した。オープン環境での高信頼化と長期サポート体制を整備する。

 近年、市場の急速な変化に迅速かつ柔軟に対応するため、ミッションクリティカル分野のシステムにおいても、クラウドの活用やオープン系システムとの連携が求められている。クラウドやシステムとの接続性を高めるため、標準技術の利用が進んでいる。

 日立が持つ高信頼化技術やノウハウと、ヴイエムウェアの仮想化ソフト「vSphere」を組み合わせた技術検証を実施する。トラブル対応の迅速化や長期サポートの提供といった新体制の構築も目指す。

 まずは、2018年春をめどにVMware vSphereベースの金融システム向け高信頼プラットフォームソリューションを提供開始する。その後も、両社で連携しながら適用分野を拡大していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]