「Windows 10 Fall Creators Update」のリリース開始から1週間しか経っていないが、Microsoftは、次バージョン(コードネーム「Redstone 4」)の「Windows 10」の新しいテストビルドもリリースした。
Windows 10の「Build 17025」は、米国時間10月25日現在、PC向け「Fast Ring」および「Skip Ahead」オプションに参加しているテスターが利用できる。
Build 17025では、「Settings(設定)」の「Ease of Access(簡単操作)」が改善されている。Build 17025に関するブログによると、Microsoftはアクセシビリティに関する機能を見つけやすくするため、関連する設定をグループ化し、設定の説明を分かりやすくするという。
Microsoftは、設定の「Advanced(詳細)」オプションもアップデートし、「スタートアップ」で起動するよう設定されている「ユニバーサルWindowsプラットフォーム」(UWP)アプリに、アプリの開発者が指定した利用可能なすべてのタスクとその状態を確認できる新しいオプションが追加される。関係者によると、このテストビルドは、簡体字中国語の「Microsoft Yahei」フォントもアップデートし、読みやすさや対称性、見た目を改良しているという。
それだけでなく、この「Redstone 4」のビルドでは、リモートデスクトッププロトコル(RDP)、マウス入力、触感フィードバックなどで、マイナーアップデートや修正、変更が施されているようだ。
Microsoftは25日の投稿で、いくつかの既知の問題にも言及している(Fall Creators Updateのテスト過程終了時にこうした既知の問題の公表をやめたことを考えると、これはいいことだ)。Microsoftによると、一部のユーザーで、「メール」や「Cortana」などのアプリで問題が生じたり、「Windows Media Player」などの一部機能が削除されたりするケースがあるかもしれないという。また、「アクションセンター」でのジェスチャーやアイコンに関する一部不具合を調査中だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。