MS幹部J・ラーソン-グリーン氏が退職--勤続25年、Officeなど多分野で貢献

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-11-01 10:24

 Microsoftでの勤続年数が25年にもおよぶJulie Larson-Green氏が米国時間10月31日付けで退職する。

 同氏はFacebookへの投稿で「素晴らしいチームや、顧客ファーストの製品を作り上げる新たな機会を追求するためにMicrosoftを去る」と述べている。

Julie Larson-Green氏

 Larson-Green氏はMicrosoftでさまざまな役職に就いてきている。同氏は「Microsoft Office」におけるリボンGUIの導入で重要な役割を果たしたとされている。

 Larson-Green氏は2012年、「Windows」担当責任者であったSteven Sinofsky氏の退職を機に、Windows関連のすべてのソフトウェアエンジニアリングとハードウェアエンジニアリングに関する責任者へと昇任した。その後、デバイスグループを短期間率いたり、「Xbox」や「Microsoft Surface」を含む同社のさまざまなハードウェアプラットフォームの責任者を務めていた。

 Larson-Green氏は2014年、アプリケーションおよびサービスグループのチーフエクスペリエンスオフィサーになり、その後Officeカスタマーエンジニアリングも担当するようになった。

 同氏は6カ月前、脊髄手術後の療養中だとし、Office関連の役職から退くことにしたと述べていた。その時点では、「クロスカンパニーイニシアティブ」におけるチーフエクスペリエンスオフィサーとしての役割は継続するつもりだと述べていた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

  5. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]