Microsoftでの勤続年数が25年にもおよぶJulie Larson-Green氏が米国時間10月31日付けで退職する。
同氏はFacebookへの投稿で「素晴らしいチームや、顧客ファーストの製品を作り上げる新たな機会を追求するためにMicrosoftを去る」と述べている。
Larson-Green氏はMicrosoftでさまざまな役職に就いてきている。同氏は「Microsoft Office」におけるリボンGUIの導入で重要な役割を果たしたとされている。
Larson-Green氏は2012年、「Windows」担当責任者であったSteven Sinofsky氏の退職を機に、Windows関連のすべてのソフトウェアエンジニアリングとハードウェアエンジニアリングに関する責任者へと昇任した。その後、デバイスグループを短期間率いたり、「Xbox」や「Microsoft Surface」を含む同社のさまざまなハードウェアプラットフォームの責任者を務めていた。
Larson-Green氏は2014年、アプリケーションおよびサービスグループのチーフエクスペリエンスオフィサーになり、その後Officeカスタマーエンジニアリングも担当するようになった。
同氏は6カ月前、脊髄手術後の療養中だとし、Office関連の役職から退くことにしたと述べていた。その時点では、「クロスカンパニーイニシアティブ」におけるチーフエクスペリエンスオフィサーとしての役割は継続するつもりだと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。