エントリーレベルのスマートフォンはハイエンド端末よりも低価格である代わりに、容量、速度、効率の面で劣る。Googleは「Android Oreo(Go edition)」によって、その状況を変えようとしている。
よりローエンドの端末向けに軽量化されたAndroid Oreoがリリースされる。
提供:Google
米国時間12月6日にリリースされる「Android Oreo 8.1」の一環として、Android Oreo(Go edition)が提供開始される。今後、メモリ容量が512Mバイト~1GバイトのAndroid Oreo搭載端末はGo editionによって最適化されることになる。Googleによると、これによって使用可能なストレージ容量が倍増し、スマートフォンとして適切に機能することができるという。今回のリリースには、以下のものが含まれている。
- ローエンドスマートフォンの性能、ストレージ、セキュリティの向上を目的に設計されたOS
- より「軽量」な新しい一連のGoogleアプリ
- エントリーレベル端末で最も適切に動作するように設計されたアプリに重点を置く「Google Play」ストア
2017年のGoogle I/Oで「Android Go」として発表されたこのプロジェクトは、新興諸国の「Android」ユーザー、初めてスマートフォンを使う子供たち、予備用に低価格のスマートフォンを必要とするすべてのユーザーに可能性をもたらすだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。