以下は、今後18〜24カ月の間に企業に訪れるであろう重要なテクノロジトレンドだ。
IT部門のリエンジニアリング:IT部門は全体的に再構成され、アジリティを加速させ、「未来のテクノロジ組織を定義する」重要な業務上のパートナーを目指す。
人間と機械のハイブリッドワークフォース:ロボットや人工知能(AI)に仕事を奪われる心配は要らない。こういったテクノロジは仕事仲間になるはずだ。「人間の作業員と機械はシームレスに連携し、それぞれはひとまとまりの仕事のなかで互いを補完することになる」
Deloitteは人事部門に対して、「人間と機械のハイブリッドワークフォース」を雇用、訓練する方法について検討し始めるようアドバイスしている。
先進的なデータマネジメント:企業は自社の持つデータから価値を引き出そうと模索するなかで、新たなデータ管理テクノロジを追加する必要に迫られるだろう。
ミッションクリティカルな新たなコア:業務のデジタル化はこれまで、その大半が顧客を向いたイニシアティブとなっていた。このため、ミドルオフィスとバックオフィスのほとんど手が付けられていないプロセスには大きな可能性が眠っている。
仮想現実(VR)と拡張現実(AR):Deloitteはこれらデジタルリアリティによって、顧客とのエンゲージメントを高めるパワフルかつ新たな方法が提示されると述べている。
ブロックチェーンテクノロジ:このテクノロジは、数多くの重要な業務機能で幅広く採用されようとしている。
APIテクノロジ:これにより企業は、自社リソースを組織をまたがって容易に再利用できるようになり、情報システムの効率を向上できるようになる。
指数関数的な成長を見せる、注目しておくべきテクノロジ:Deloitteが向こう3〜5年で業界に影響を与えると予測しているテクノロジがある。まず挙げられるのは、人間のような汎用人工知能だ。また、量子コンピューティングと、それが最新のコンピュータセキュリティにもたらす影響というものもある。
なお、Tech Trends 2018レポートはこのページから入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。