企業買収

マイクロソフト、ファイルストレージベンダーのAvere Systemsを買収へ

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2018-01-04 11:50


 Microsoftが2018年の最初に発表した買収は、ファイルストレージベンダーのAvere Systemsだ。

 Microsoftは米国時間1月3日、ペンシルべニア州ピッツバーグを拠点とするAvere Systemsを買収する意向を発表した。買収金額は明らかにされていない。

 Avere Systemsは、ハイブリッド環境におけるコンピュータやストレージへのアクセスを高速化するファイルシステムおよびキャッシングの技術を開発してきた。クラウド環境やハイブリッド環境、オンプレミスの環境で稼働するWindowsならびにLinuxクライアント向けに、NFSおよびSMBファイルストレージを提供している。

 Avere Systemsの技術は、大規模なコンピュータ処理を行うメディア業界やエンタテインメント業界などの顧客を対象としている。

 買収に関するMicrosoftの発表によると、Avere Systemsは、Sony Pictures Imageworksや米国議会図書館、ジョンズ・ホプキンス大学、Teradyneなどの顧客を抱えているという。

 Avere Systemsの社長兼最高経営責任者(CEO)であるRon Bianchini氏は、買収について述べたブログ投稿で、同社の技術は「Microsoft Azure」と緊密に統合されると述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]